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警備員のため自己破産できず任意整理を利用した事例

2023/09/25更新

任意整理の相談事例

男性・ 50歳代

・会社員

相談内容

ご相談者様は警備員の仕事をしています。収入は安定しているものの、若い頃に借りた400万円程の借金があり、長年支払いを続けていましたが、今の収入では毎月の利息程度が支払えるのみで、元本がなかなか減らない状況でした。自己破産も視野にいれ、弁護士に相談されました。
弁護士 青木 良輔

弁護士の対応

ご相談者様の収入に対し、借金400万円ならば破産も考えざるを得ない状況でした。ただし、自己破産を申立すると、一部の職業は制限を受けることになります。警備員は制限を受ける職業ですので、破産手続きが終了するまでの一定期間は休業せざるを得ません。休業してしまうと生活が立ち行かなくなる可能性があるため、破産ではなく任意整理をして返済を続けていくことをご提案しました。
取引履歴を確認したところ、ご相談者様の借入は20年以上前から続いていたため、利息制限法による法定利率にもとづいて引き直し計算を行ったところ、借金が300万程度減ることがわかりました。
交渉の結果、借金の残高が100万円程度にまで減り、将来利息カットで無理のない範囲で分割支払いを続けられることになりました。

任意整理で解決したポイント

多額の借金がある場合、自己破産を検討される方が多いと思いますが、職業制限を受けるお仕事に就いている場合は注意をしなくてはなりません。職業制限を受けたくない場合は、任意整理や個人再生であればお仕事を続けながら債務整理をすることが出来ます。
また、古くから借入れされ、返済を続けられている場合は、過去に「グレーゾーン金利」によって法定の利息より高い利息をとられていた可能性があります。法定の利率に直して計算しなおせば借金が減額される、さらには過払金が出る可能性がありますので、必ず確認することをお勧めしています。
今回のご相談者様の場合は、自力で返済できるところまで減額できそうでしたので、自己破産や個人再生ではなく、任意整理をご提案しました。結果、仕事を変えたり休業することなく、毎月無理のない金額を支払うことで借金を完済することができました。

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ウカイ&パートナーズ法律事務所
弁護士 青木 良輔
TEL 03-3463-5551

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