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在庫の換金によって通常清算ができた事例

2023/09/25更新

会社清算の相談事例

男性・ 50歳代

・会社経営

相談内容

相談者様は製造業の会社を経営しており、以前は経営状況は良かったものの、コロナの影響と原料費の高騰などの外的な要因によって経営は徐々に厳しくなっていきました。業績の回復の見通しが見えなかったため、以前から会社を畳むことを検討していました。相談者様としては、できるだけ従業員や取引先に迷惑をかけないようにしたいということで相談に来られました。
弁護士 鵜飼 大

弁護士の対応

相談者様は、業績が悪いため破産せざるを得ないと考えていました。債務状況等を詳しく調べたところ、債務超過にはなっておらず、在庫を現金化することで返済のめどが立ったため、破産ではなく通常清算の手続きを進めることにしました。

会社清算で解決したポイント

法人破産をすると買掛金や借入金を踏み倒すことになり、従業員や取引先に迷惑をかけてしまう可能性がありますが、会社清算は、従業員の給与や取引先への買掛金など債務を全て返済してから、会社をたたむことができます。このように、取引先や債権者に迷惑をかけずに会社をたためることが会社清算の最大のメリットです。今回の事例では、破産ではなく通常清算の手続きを進めたことによって、会社の従業員や取引先への影響を最小限に抑えたいという依頼者様のご希望を叶えることができました。ソフトランディングに会社を廃業したい経営者の方には、会社清算手続きを利用することをお勧めしています。


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弁護士 鵜飼 大
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