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会社の社長が突然亡くなり後継者もいない事例

2023/09/02更新

会社清算の相談事例

女性・ 50歳代

・会社員

相談内容

東京都内にある株式会社の経理の方から、代表取締役が突然亡くなったが後継者がいないため、会社を清算したいがどうしたらいいのでしょうか、という問い合わせの連絡がありました。 亡社長には子供がおらず、社長の妻も会社のことは亡夫に全て任せており、また高齢ということもあって、会社を引き継ぐことは無理とのことでした。 生前、社長はワンマンで会社を経営しており、誰も会社の経営には携わっていなかったため、他の社員を後継者にするのも難しいとのことでした。
弁護士 鵜飼 大

弁護士の対応

1 亡社長の妻を代表取締役へ就任
亡社長には子供がいなかったため、亡社長の妻が株式を含む全財産を相続することになりました。そして、亡社長の妻を新代表取締役に選任する株主総会決議等をし、亡社長の妻が代表取締役に就任しました。

2 未収金の回収
当事務所が会社の代理人となって、取引先から未回収金を回収しました。また、保険を解約し、滞っていた支払や従業員の給与に充てました。そのおかけで、債務超過ではなくなり、裁判所の監督なしに行われる通常清算を選択できました。

3 会社解散・清算手続
会社を解散する株主総会決議をして解散登記をし、亡社長の妻を代表清算人とする選任登記をしました。 当事務所の弁護士が、代表清算人から清算業務の依頼を受けて清算手続を進め、無事会社を清算することができました。

会社清算で解決したポイント

生前社長がワンマン経営者だったため、社長がお亡くなりになった後は、会社の業務全体を把握できる社員がおらず、また、誰も会社の代表者になりたがらなかったため、会社の後継者もいない状態でした。しかし、会社の清算手続きを進めるためには、会社の代表者が必要となります。そこで、会社清算が完了するまで、一時的に亡社長の奥様を会社の代表者に選任し、弁護士がサポートすることによって、無事会社を清算することができました。


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ウカイ&パートナーズ法律事務所
弁護士 鵜飼 大
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