モラル・ハラスメントは直接的な暴力と異なり、言葉や態度によって精神的な暴力や苦痛を与える事を指します。
過度に進行すると心身症、ストレスが原因となる不眠、頭痛などと言った症状、うつ症状を引き起こす事があります。
近年では離婚の原因としてこのモラル・ハラスメントが取り上げられる事も多くあります。
モラル・ハラスメントを行う加害者も夫から妻にだけでなく、妻から夫にというケースもあります。
裁判を起こした場合も、直接的な暴力と異なり、物証が少なく、立証するのが難しいのが特徴となっており、離婚裁判などで争う場合は、事前にモラル・ハラスメントに該当するような事をされた場合は録音、録画をしておくなどの対策が必要となります。