離婚時に取り決めた養育費などの支払いが滞った場合に、強制執行といった手続きがあります。
難しい手続きのように感じるかもしれませんが、自分で家庭裁判所にて行うことができる手続きです。強制執行をするには、調停調書や公正証書が必要となります。また、公正証書よりも調停調書の方が効力が強いです。家庭裁判所に行けば担当者が説明してくれるので、足を運んでみると良いでしょう。費用は数千円であり、高額ではありません。
相手方と勤務先に通達が行き、その後自分で相手方の勤務先に連絡をし、振り込みを依頼することになります。
自分で手続きをすることが不安な方は、弁護士に依頼して手続きを代行してもらうことが可能です。費用は20万前後が一般的ですが、弁護士事務所により異なる場合がありますので、問い合わせてみると良いでしょう。